
三菱UFJニコスの法人カードは、メインバンク系列としての「信頼性」に期待する一方、「審査基準は厳しいのか」「業歴や黒字決算は必須なのか」といった点が気になっているのではないでしょうか。
この記事では、三菱UFJニコスが発行する法人カードの審査基準、カードごとの特徴、そして個人事業主の申込可否まで解説します。
【重要】2025年12月のシステム統合に伴い、現在オンライン申込が一時停止中です(12月9日再開予定)。
三菱UFJニコス 法人カードは「信頼性重視」の既存企業におすすめ
三菱UFJニコスの法人カードは銀行系の信頼性とステータス性を重視する企業に適している一方で、審査基準はやや厳しい傾向があります。
特に、スタンダードランクの「三菱UFJカード ビジネス」であっても原則黒字決算が求められるため、設立直後の企業や赤字決算の企業には審査通過が難しい可能性が高いです。
一方で、業歴が一定期間あり、財務状況が安定している企業であれば、メインバンクとの連携や経費管理の効率化といったメリットを享受できるカードと言えます。
審査で「業歴3年以上・2期連続黒字」が原則求められる理由
三菱UFJニコスの法人カードでは、ゴールドランク以上において「原則として業歴3年以上で、2期連続黒字決算」という申込資格が明記されています。
これは、銀行系カード会社として信用リスクを慎重に評価する姿勢の表れと考えられます。
業歴3年以上という条件は、事業が一定期間継続しており、安定性が確認できることを意味します。
また、2期連続黒字決算は、単年度の偶然的な黒字ではなく、継続的に利益を生み出せる事業体制が整っていることを示す指標となります。
スタンダードランクの「三菱UFJカード ビジネス」については「原則黒字決算の法人(個人事業主含む)」と条件がやや緩和されていますが、それでも黒字決算が求められる点は変わりません。
スタートアップや設立直後の企業はなぜ難しいのか
設立直後の企業やスタートアップ企業が三菱UFJニコスの法人カード審査に通りにくい理由は、事業の継続性や返済能力を客観的に判断する材料が不足しているためです。
設立間もない企業の場合、決算書が1期分しか存在しない、あるいは全く存在しないケースもあり、カード会社側としては与信判断が困難になります。
また、創業初期は先行投資により赤字決算となることも多く、黒字決算という条件を満たせないことが一般的です。
メリットとデメリット
三菱UFJニコスの法人カードのメリットとデメリットを整理すると、以下のようになります。
メリット
- 三菱UFJ銀行グループという圧倒的な信頼性とブランド力
- 経費精算の効率化と会計ソフト連携の可能性
- ETCカードの複数枚発行に対応(ゴールド以上は発行手数料無料)
- 法人口座または屋号付き口座からの引き落とし設定が可能
デメリット
- 基本ポイント還元率が0.5%程度と他社と比較して低い傾向
- 独自の付帯特典が限定的(他社の高還元率カードと比較した場合)
- 審査基準が高く、設立直後の企業や赤字決算の企業には不向き
- 現在Web完結での申込みが一時停止中(2025年12月9日再開予定)
現在、新規Web申込みは一時停止中(12月9日再開予定)
現在、三菱UFJニコスではDCカードとMUFGカードのシステム統合に伴い、新規のWeb申込受付を一時停止しています。
法人カードの申込再開は2025年12月9日(火)を予定しており、個人カードについては12月10日(水)の再開予定となっています。
申込が一時停止している背景(DC・MUFGカードのシステム統合)
今回の申込一時停止は、三菱UFJニコスがDCカードとMUFGカードのシステムを統合(一本化)するためです。
この統合により、今後はより効率的なカード管理システムが構築され、会員サービスの向上が期待されます。
申込停止期間中は、新規申込だけでなく、一部の会員向けサービスも一時的に利用できなくなる可能性があるため、公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
申込再開までに準備しておくべきこと・確認事項
12月9日の申込再開に向けて、以下の準備を進めておくとスムーズです。
法人の場合
- 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)の取得(発行から3ヶ月以内のものが一般的に求められます)
- 直近2期分の決算書(ゴールド以上の場合)または直近1期分の決算書(スタンダードの場合)
- 代表者の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
個人事業主の場合
- 開業届の控え
- 直近の確定申告書(青色申告決算書または収支内訳書を含む)
- 代表者の本人確認書類
また、法人口座または屋号付き個人口座の開設が必要となる可能性が高いため、まだお持ちでない場合は早めに準備しておきましょう。
急ぎで法人カードが必要な場合の一般的な選択肢
もし12月9日の申込再開を待てない、またはすぐに法人カードが必要な場合は、以下のような選択肢が考えられます。
ただし、以下は一般的な選択肢として紹介するものであり、特定のカードを推奨するものではありません。
ご自身の事業状況や必要な機能に応じて、各カードの公式サイトで詳細を確認した上で検討することをおすすめします。
- 他のカード会社が発行する法人カード(審査基準や発行スピードはカードにより異なります)
- 法人デビットカード(与信審査が不要な場合があります)
- ビジネスプリペイドカード(事前チャージ式で審査不要な場合があります)
三菱UFJニコス 法人カードの主要ラインナップ3種
三菱UFJニコスが発行する主要な法人カードは、大きく分けて3種類あります。
それぞれ年会費、審査基準、付帯サービスが異なるため、自社の規模や利用目的に合わせて選ぶことが重要です。
【個人事業主・中小企業向け】三菱UFJカード ビジネス
三菱UFJカード ビジネスは、年会費1,375円(税込)という比較的低コストで保有できるスタンダードランクの法人カードです。
国際ブランドはVisaまたはMastercard®から選択でき、両方のブランドを持つ場合は年会費1,650円(税込)となります。
申込資格:原則黒字決算の法人(個人事業主含む)
基本ポイント還元率:月間利用額1,000円ごとに1ポイント(1ポイント=約5円相当の場合、還元率約0.5%)
主な特徴:
- 法人口座または屋号付き口座からの引き落としに対応
- ETCカードの発行が可能(年会費無料、発行手数料1,100円)
- タッチ決済に対応しており、スムーズな支払いが可能
- 経費精算の効率化に役立つ
【特典とステータス】三菱UFJカード ゴールドプレステージ ビジネス
三菱UFJカード ゴールドプレステージ ビジネスは、年会費11,000円(税込)のゴールドランクカードで、ワンランク上のサービスを求める企業向けです。
申込資格:原則として業歴3年以上で、2期連続黒字決算の法人または個人事業主
基本ポイント還元率:月間利用額1,000円ごとに1ポイント(ビジネスカードと同等)
主な特典:
- 国内主要空港とハワイの空港ラウンジが利用可能
- ETCカード発行手数料が無料(年会費も無料)
- 追加カードの年会費は2,200円(税込)
- 海外旅行傷害保険などの付帯保険が充実
ゴールドランクならではのきめ細かいサービスの利用が可能なので、ビジネスシーンの中で幅広く活用できるでしょう。
【中堅・大企業向け】三菱UFJカード コーポレート
三菱UFJカード コーポレートは、大企業向けに設計された法人カードで、複数の社員にカードを発行し、経費精算業務を効率化したい企業に適しています。
年会費は1,375円(税込)と比較的低額ですが、これは大量のカード発行を前提としているためです。
主な特徴:
- 日常の「立替え払い」を削減し、経費精算業務を効率化
- 複数枚のカード発行に対応
- 法人審査によるご利用可能枠設定
中小企業や個人事業主よりも、従業員数が多く、経費管理の体系化が必要な中堅・大企業に適したカードと言えます。
年会費・限度額・ポイント還元率・特典の違い
3種類の主要カードを比較すると、以下のようになります。
| カード名 | 三菱UFJカード ビジネス | 三菱UFJカード ゴールドプレステージ ビジネス | 三菱UFJカード コーポレート |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 1,375円(税込) | 11,000円(税込) | 1,375円(税込) |
| 申込資格 | 原則黒字決算の法人(個人事業主含む) | 原則として業歴3年以上、2期連続黒字決算 | 法人(大企業向け) |
| ポイント還元 | 1,000円ごとに1ポイント | 1,000円ごとに1ポイント | カードにより異なる場合があります |
| 主な特典 | ETC発行可能、タッチ決済対応 | 空港ラウンジ、ETC発行手数料無料、付帯保険充実 | 経費精算業務の効率化、複数枚発行対応 |
審査の前に確認すべき「三菱UFJカード ビジネス」のメリット
三菱UFJカード ビジネスを検討する際、以下のメリットを理解しておくことが重要です。
三菱UFJ銀行グループという圧倒的な「信頼性」
三菱UFJニコスは、三菱UFJフィナンシャル・グループの一員として、国内最大級の金融グループの信頼性を背景に持つカード会社です。
銀行系のクレジットカードは、審査基準で比較しても比較的難易度が高くなる傾向にあります。
その分、「銀行が認める信用情報のある会社」であることを裏づけるアイテムにもなります。
取引先や金融機関からの信頼性向上という観点から、企業のステータスを示す1枚として活用できるメリットがあります。
経費精算の効率化
法人カードを利用することで、経費の支払いを一元化でき、経理業務の効率化が期待できます。
利用明細がデジタルで確認できるため、現金精算や立替払いの手間を削減できます。
また、一部の会計ソフトとの連携により、利用明細を自動で取り込んで仕訳を行うことも可能な場合があります。
ただし、連携可能な会計ソフトや連携方法については、各会計ソフト会社および三菱UFJニコスの公式サイトで確認することをおすすめします。
ETCカードの複数枚発行に対応
三菱UFJニコスの法人カードでは、ETCカードの複数枚発行に対応しています。
社用車が複数台ある企業や、営業車を多数保有している企業にとっては、大きなメリットとなります。
ただし、スタンダードランクの三菱UFJカード ビジネスの場合、ETCカードの年会費は無料ですが、発行手数料として1枚あたり1,100円(税込)が必要となります。
一方、ゴールドプレステージ以上のランクでは発行手数料も無料となるため、複数枚のETCカードを発行する予定がある場合は、最初からゴールドランクを検討するのも一つの選択肢です。
法人口座からの引き落とし設定
三菱UFJニコスの法人カードは、法人口座または屋号付き個人口座からの引き落としに対応しています。
これにより、プライベートと事業の支出を明確に分けて管理することができます。
個人向けのクレジットカードを事業用に使用している場合、個人口座から引き落とされるため、仕訳作業が煩雑になりがちです。
法人カードを使えば、事業用の支出が法人口座に集約されるため、財務管理が格段にシンプルになります。
申込前に知っておきたいデメリットと注意点
メリットがある一方で、三菱UFJニコスの法人カードには以下のようなデメリットや注意点もあります。
基本ポイント還元率が他社カードと比較して低い傾向
三菱UFJニコスの法人カードの基本ポイント還元率は、月間利用額1,000円ごとに1ポイントと、他社の高還元率カードと比較すると低い傾向にあります。
例えば、一部の他社法人カードでは還元率1.0%以上のものも存在するため、ポイント還元率を重視する場合は他の選択肢も検討する価値があるでしょう。
独自の付帯特典が限定的
三菱UFJニコスの法人カードは、銀行系の信頼性という強みがある一方で、独自の付帯特典は比較的限定的です。
例えば、一部の他社法人カードで提供されているようなコンシェルジュサービス(プラチナランクを除く)や、豊富なグルメ・エンターテインメント特典などは、スタンダードやゴールドランクでは充実していない傾向があります。
したがって、「信頼性」よりも「付帯サービスの充実度」を優先する場合は、他社カードとの比較検討が重要になります。
Web完結での申込みができない可能性(※12/9以降の動向要確認)
従来、三菱UFJニコスの法人カードはWeb完結での申込みに対応していない場合が多く、申込書類を取り寄せて記入・郵送する必要がありました。
現在はシステム統合による申込停止期間中ですが、12月9日の申込再開後にWeb完結申込が可能になるかどうかは未確定です。
再開後の申込方法については、公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
Web完結での即日発行を重視する場合は、他社カードの検討も視野に入れることが現実的かもしれません。
三菱UFJニコス 法人カードの審査基準と難易度
三菱UFJニコスの法人カード審査では、主に以下の要素が評価されると考えられます。
審査で最も重視される「業歴」と「財務状況(黒字決算)」
審査において最も重視されるのは「業歴」と「財務状況(黒字決算)」です。
スタンダードランクでは「原則黒字決算」、ゴールド以上では「原則として業歴3年以上で、2期連続黒字決算」という条件が公式に示されています。
これらの条件は、事業の安定性と継続的な収益力を客観的に判断するための基準となります。
ただし、「原則として」という前置きがあるため、例外的なケースも存在する可能性はあります。
しかし、具体的な例外基準は公表されていないため、条件を満たしていない場合は審査通過が難しいと考えておいた方が現実的です。
登記簿謄本(履歴事項全部証明書)や決算書の提出が必要なケース
法人の場合、審査時に登記簿謄本(履歴事項全部証明書)や決算書の提出が必要となるケースが一般的です。
登記簿謄本は、法人の基本情報(商号、所在地、代表者、資本金など)を確認するために使用されます。
決算書(貸借対照表、損益計算書など)は、財務状況を評価するための重要な資料となります。
個人事業主の場合は、確定申告書(青色申告決算書または収支内訳書を含む)の提出が求められる可能性が高いです。
これらの書類は、発行から3ヶ月以内のものを求められることが一般的なため、申込前に最新のものを準備しておくことをおすすめします。
代表者個人の信用情報(クレヒス)も影響するか
法人カードの審査では、法人代表者個人の信用情報(クレジットヒストリー)も審査対象となります。
個人のクレジットカードやローンの利用状況、返済状況などは指定信用情報機関に登録されており、カード会社は審査時にこれらの情報を照会します。
過去にクレジットカードの支払い遅延や、ローンの延滞などの金融事故がある場合、審査に悪影響を及ぼす可能性があります。
登録された情報は5年など一定期間保管されるため、日頃から個人の信用情報を良好に保つことが重要です。
【疑問解消】個人事業主(フリーランス)でも申し込める?
個人事業主やフリーランスの方が三菱UFJニコスの法人カードに申し込めるかは、多くの方が気になる点でしょう。
公式サイトにおける「法人または個人事業主」の申込対象について
三菱UFJニコスの法人カードは、「法人または個人事業主」を申込対象としているため、個人事業主も申し込むことが可能です。
特に、三菱UFJカード ビジネスの申込資格は「原則黒字決算の法人(個人事業主含む)」と明記されており、個人事業主も対象に含まれていることが確認できます。
ゴールドプレステージ以上のランクについても、「原則として業歴3年以上で、2期連続黒字決算の法人または個人事業主」とされているため、条件を満たせば個人事業主でも申込可能です。
個人事業主にも「業歴3年以上・黒字決算」が適用されるか
個人事業主の場合も、法人と同様に「業歴3年以上・黒字決算」という基準が適用されると考えられます。
公式サイトでは「法人または個人事業主」と併記されているため、申込資格に関しては両者に同じ基準が適用されると解釈するのが自然です。
したがって、開業してから3年未満の個人事業主や、赤字申告をしている個人事業主の場合は、審査通過が難しい可能性が高いことを認識しておく必要があります。
個人事業主が法人カードを選ぶ際の一般的な注意点
個人事業主が法人カード(ビジネスカード)を選ぶ際は、以下の点に注意することが推奨されます。
- 申込対象の確認:カードによっては法人のみを対象としているものもあるため、「個人事業主も対象」と明記されているカードを選びましょう。
- 必要書類の確認:開業届の控え、確定申告書、本人確認書類など、個人事業主特有の提出書類を事前に準備しておくことが重要です。
- 口座の種類:法人カードの引き落とし口座として、屋号付き個人口座が必要となる場合があります。まだお持ちでない場合は、早めに開設しておくことをおすすめします。
- 法人化のタイミング:将来的に法人化を予定している場合、法人化後に申し込むと提出書類が増える可能性があるため、個人事業主の間に作っておくという選択肢もあります。
申込みから発行までの流れ
12月9日の申込再開後、三菱UFJニコスの法人カードに申し込む場合の一般的な流れを解説します。
ただし、申込再開後の具体的な手順は変更される可能性があるため、公式サイトで最新情報を確認してください。
ステップ1:公式サイトでの情報確認(12月9日以降)
まず、三菱UFJニコスの公式サイトで申込方法や必要書類を確認します。
システム統合後、Web完結での申込が可能になっているか、それとも従来通り書類郵送が必要かを確認しましょう。
また、自社が希望するカードの申込資格(業歴、黒字決算など)を満たしているかも再確認してください。
ステップ2:申込書類の取り寄せ・記入
Webで完結しない場合は、申込書類を取り寄せて必要事項を記入します。
法人名、代表者名、所在地、事業内容、資本金、従業員数、年商などの基本情報を正確に記入することが重要です。
記入漏れや誤りがあると審査に時間がかかる原因となるため、丁寧に確認しながら記入しましょう。
ステップ3:必要書類の提出(登記簿謄本、本人確認書類など)
申込書類とともに、必要書類を提出します。
一般的に必要となる書類は以下の通りです。
- 登記簿謄本(履歴事項全部証明書) ※発行から3ヶ月以内
- 決算書(直近1~2期分)
- 代表者の本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 開業届の控え
- 確定申告書(青色申告決算書または収支内訳書を含む)
- 代表者の本人確認書類
書類の有効期限や提出方法(郵送、アップロードなど)については、公式サイトの指示に従ってください。
ステップ4:審査(在籍確認の有無)
書類提出後、カード会社による審査が行われます。
審査では、提出書類の内容確認、信用情報の照会、財務状況の評価などが行われます。
場合によっては、事業所への在籍確認の電話がかかってくる可能性もあります。
在籍確認の有無や方法はケースバイケースですが、電話がかかってくる可能性があることを認識し、担当者が対応できるように準備しておくことが推奨されます。
審査結果は、通常メールまたは郵送で通知されます。
ステップ5:カード受け取り(発行までの期間目安)
審査に通過すると、カードが郵送されます。
一般的に、法人カードの発行までにかかる期間は2~3週間程度ですが、書類の不備や審査の状況によってはさらに時間がかかる場合もあります。
カードが届いたら、記載内容(氏名、有効期限など)に誤りがないか確認し、裏面に署名をしてから使用を開始してください。
また、ETCカードを同時に申し込んだ場合、本体カードとETCカードは別送となる場合が一般的です。
三菱UFJニコス 法人カードに関するよくある質問(Q&A)
三菱UFJニコスの法人カードに関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q. ETCカードは何枚まで発行できますか? 年会費は?
ETCカードは複数枚の発行が可能です。
年会費は無料ですが、スタンダードランクの三菱UFJカード ビジネスの場合、発行手数料として1枚あたり1,100円(税込)が必要です。
ゴールドプレステージ以上のランクでは、発行手数料も無料となります。
具体的な発行可能枚数については、公式サイトまたはカードデスクに問い合わせて確認することをおすすめします。
Q. 利用限度額はいくらですか? 増額は可能ですか?
利用限度額は審査により個別に決定されます。
公式サイトや一部の情報源によると、三菱UFJカード ビジネスの場合、利用可能枠は合算で80万円程度が目安とされる場合があるようですが、これは状況により変動する可能性があります。
利用限度額の増額については、カード利用実績や財務状況の改善などを踏まえて、カード会社に相談することで検討される可能性があります。
ただし、増額が保証されるわけではありませんので、ご注意ください。
Q. 審査状況を確認する方法はありますか?
審査状況の確認方法については、公式サイトのカードデスクに問い合わせることが一般的です。
申込時に発行される申込番号や、申込者の基本情報を手元に用意した上で、問い合わせることをおすすめします。
ただし、審査の詳細な内容や理由については、カード会社の審査基準に関わるため、詳しく教えてもらえない場合もあることをご了承ください。
Q. 社員用の追加カードは発行できますか?
はい、社員用の追加カードの発行が可能です。
追加カードの年会費はカードのランクにより異なり、例えば三菱UFJカード ゴールドプレステージ ビジネスの場合、追加カードは1枚あたり年会費2,200円(税込)となります。
追加カードの利用分は、本体カードとまとめて請求されるため、経費管理の一元化に役立ちます。
発行可能な追加カード枚数や具体的な手続きについては、公式サイトで確認してください。
Q. キャッシング機能はありますか?
法人カードには、一般的にキャッシング機能が付帯していない場合が多いです。
ただし、一部のビジネスカードでは、個人事業主のみキャッシング機能を利用できる場合もあります。
三菱UFJニコスの法人カードにキャッシング機能が付帯しているかどうか、また利用条件については、公式サイトまたはカードデスクに直接確認することをおすすめします。
なお、キャッシングを利用する場合は利息がかかりますので、計画的な利用が重要です。
三菱UFJニコス 法人カードは、信頼性を最優先する黒字企業におすすめ
三菱UFJニコス 法人カードは、審査ハードル(業歴・黒字)が設定されているものの、メガバンク系の信頼性が最大の強みです。
ポイント還元率よりも「取引銀行との連携」や「企業のステータス」を重視する、安定した業歴を持つ中小企業・中堅企業に適しています。
一方で、設立直後の企業や赤字決算の企業、ポイント還元率を最優先したい企業には、他社カードとの比較検討が現実的な選択肢となるでしょう。
現在は申込みが一時停止(12月9日再開予定)しています。
まずは公式サイトで最新情報を確認し、再開に向けて必要書類(登記簿謄本など)の準備を整えておきましょう。
自社の事業フェーズや利用目的に合わせて、最適な法人カードを選択することが、経費管理の効率化と企業成長につながります。
