【2025年6月最新】エポスカードのポイント還元率やポイントのお得な貯め方を解説

エポスカード

エポスカードは、ファッションビルを展開するマルイ発行のクレジットカードです。

気になるポイントの還元率に関して、エポスカードのポイント還元システムは、「エポスポイント」と呼ばれる独自ポイントを中心に構築。基本的な付与率は、1回の利用金額200円(税込)につき1ポイントとなっており還元率0.5%に相当します。

このポイント付与は、Visa加盟店での利用であれば国内外を問わず適用され、ETCカードやリボ払いでも同様の還元率が維持されます。

エポスカードはマルイでの買い物時はもちろんのこと、公共料金の支払いや各種キャッシュレス決済などでもポイントが貯まるほか、ポイントUPサイトを経由すれば、最大30倍のポイントが還元されます。

一方で、2025年4月に特典制度において大幅な改定を実施。特に「選べるポイントアップショップ」の還元率が3倍から2倍に減少するという改悪が適用されてしまいました。

 改定前改定後
選べるポイントアップショップ
ご利用時の加算ポイント
ご利用200円(税込)につき
3ポイント
(内訳)
・通常ポイント1ポイント
・ボーナスポイント2ポイント
ご利用200円(税込)につき
2ポイント
(内訳)
・通常ポイント1ポイント
・ボーナスポイント1ポイント
ご利用日2025年3月31日以前2025年4月1日以降
登録可能ショップ数3ショップ3ショップ(現行通り)

本記事では、エポスカードの基本情報を紹介するとともに、ポイントの貯め方や使い方をくわしく紹介します。あわせてエポスカードを持つメリット・デメリット、エポスカードがおすすめな人についても解説します。

エポスカードを作るべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

株式会社アシロ FinSight編集部

目次

エポスカードのポイント還元率の早見表

まずはエポスカードのポイント還元率や、基本情報を見ていきましょう。

エポスカードには一般カードのほかにゴールドカードとプラチナカードがラインアップされているため、あわせて比較しながら紹介します。

 エポスカード 
ゴールドカード
 エポスゴールドカード
プラチナカード
 
年会費無料5,000円(税込)30,000円(税込)
基本還元率0.5%0.5%
マルイ利用:1.0%
0.5%
マルイ利用:1.0%
ポイント有効期限2年間無期限無期限
年間ボーナスポイント0.5% 〜 1.0%
2,500〜10,000P
2.0%
3,000〜100,000P
選べるポイントアップ1.0%~15.0%
最大30倍
1.0%~15.0%
最大30倍
提携店舗利用
ノジマ・モンテローザ・ビッグエコー
2.5%
200円につき5ポイント
2.5%
200円につき5ポイント
2.5%
200円につき5ポイント
スタバカード
チャージ
1.0%
200円につき2ポイント
1.0%
200円につき2ポイント
1.0%
200円につき2ポイント
ファミリーボーナス
ポイント
最大3,000ポイント最大6,000ポイント
tsumiki証券0.1%~0.5%0.1%~0.5%0.1%~0.5%

一般カードのポイント還元率は0.5%と決して高くありませんが、年会費無料のクレジットカードにもかかわらず、海外旅行保険が自動付帯で付いているかなりお得なカードです。

自動付帯保険は持っているだけで適用される保険のため、仕事やプライベートで海外へ行く予定がある方にはとても便利に利用できるでしょう。

また、エポスカードはマルイで年4回開催されるセール、「マルコとマルオの〇日間」でカード利用を利用すれば10%オフで買い物ができます。

クレジットカードをポイント還元率基準で選ぶ場合はお得さを感じにくい側面もありますが、 総合的に見ると便利でお得な面もあるのです。

次章からはエポスカードのお得なポイントの貯め方や、使い道などさらにくわしく紹介します。

【2025年6月】エポスカードのポイント還元率調査と概要

エポスカードは丸井グループが運営するクレジットカードで、基本還元率0.5%でありながら、特定の条件を満たすことで最大30倍の還元率を実現できる魅力的なポイントプログラムを提供しています。

2025年4月に一部特典の改定が行われており、最新の情報に基づいた還元率体系を詳しく解説する。

エポスカードの基本還元率は0.5%

エポスカードの基本還元率は0.5%となっており、利用金額200円(税込)につき1ポイントのエポスポイントが付与される。この還元率は通常のエポスカード、エポスゴールドカード、エポスプラチナカードすべてで共通している。

エポスポイントの有効期限は、通常のエポスカードでは2年間(延長手続き可能)だが、エポスゴールドカード・プラチナカードでは無期限となる。これにより、上位カード保有者はポイントを長期的に蓄積し、より効率的に活用することが可能となっている。

ゴールド・プラチナはマルイ利用時は1.0%に

エポスカードには3つのランクが存在し、それぞれ異なる特典を享受できる。通常のエポスカードは年会費永年無料で提供され、基本的なポイント還元と優待特典を利用できる。

エポスゴールドカードでは年間利用額に応じたボーナスポイントと選べるポイントアップショップの特典が追加され、エポスプラチナカードではさらに高額なボーナスポイントが設定されている。

 エポスカード 
ゴールドカード
 エポスゴールドカード
プラチナカード
 
年会費無料5,000円(税込)30,000円(税込)
基本還元率0.5%0.5%
マルイ利用:1.0%
0.5%
マルイ利用:1.0%

マルイでの利用時には、通常のエポスカードでも200円につき1ポイント(0.5%)、エポスゴールドカードでは200円につき2ポイント(1.0%)の還元率となる。

マルイはエポスカードの発行元である丸井グループの直営店舗であり、カード保有者に対して優遇された還元率を提供している。

提携店舗(ノジマ・モンテローザ_ビッグエコー)での利用時2.5%にアップ

エポスカードは全国の提携店舗で通常の還元率を大幅に上回るポイント還元を実現している。特に高い還元率を誇るのは、ノジマ(2.5%)、モンテローザグループ各店舗(2.5%)、ビッグエコー(2.5%)で、これらの店舗では200円につき5ポイントが付与されます。

ポイントアップサイト経由での最大還元

エポスカードの最も高い還元率を実現するのは、エポスポイントアップサイトを経由したショッピングである。このサービスでは楽天市場やYahoo!ショッピングを含む400以上のオンラインショップで、2倍から最大30倍のポイント還元を受けることができる。

例えば、エポスポイントアップサイトからトレンドマイクロ・オンラインショップを経由して対象製品2,000円の支払いを行った場合、通常10ポイントの30倍である300ポイントが付与される。これは実質的に15%の還元率に相当し、エポスカードの最高還元率となっている。

選べるポイントアップショップ

エポスゴールドカード・プラチナカード限定のサービスとして「選べるポイントアップショップ」が提供されている。

2025年4月1日の特典改定により、登録したショップでの還元率は従来の1.5%から1.0%に変更されたが、依然として魅力的な特典となっている。

対象ショップには300以上の店舗が含まれ、スーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストア、公共料金の支払先なども対象となっている。最大3つのショップを登録可能で、日常的な支出をポイントアップの対象とすることができる。

スタバカードへのチャージで1.0%・eGift購入でポイント15倍

組みが導入されており、スターバックスカードへのチャージで1.0%の還元率となる。さらに、スターバックスの公式サイトまたは公式アプリを通してeGiftを購入すると、エポスポイントが15倍もらえる特典も提供されている。

スタバカードチャージ

エポスカードでチャージすると、
エポスポイントが2倍たまる。

エポスカードご優待内容

エポスカードでeGiftを購入すると
エポスポイント15倍!

年間利用ボーナスポイント|2,500から最大100,000ポイント

ゴールドカードのボーナスポイント

エポスゴールドカード保有者は年間利用額に応じて追加のボーナスポイントを受け取ることができる。

  • 年間50万円以上の利用で2,500ポイント
  • 年間100万円以上の利用で10,000ポイント

が付与される。これにより、実質的な還元率は大幅に向上し、年間100万円利用の場合、基本還元率0.5%に加えて1.0%相当のボーナスポイントを獲得できる。

プラチナカードの高額ボーナス

エポスプラチナカードでは、さらに高額なボーナスポイントシステムが適用される。2026年5月以降の改定では、

  • 年間50万円以上の利用で3,000ポイント
  • 年間100万円以上で20,000ポイント
  • 最高で年間1,500万円以上の利用時に100,000ポイント

が付与される。特に注目すべきは、年間50万円未満の利用者に対しても0.3%相当のボーナスポイントが新設されることである。

tsumiki証券での投資ポイントで0.1%

tsumiki証券でのつみたて投資では、年間のつみたて金額に応じて0.1%(初年度)から0.5%(5年目以降)のエポスポイントが付与される。この特典は通常のカード利用ポイントとは別に付与され、投資を通じた長期的なポイント蓄積が可能となっている。

エポスカードは基本還元率0.5%から始まり、条件を組み合わせることで実質的に3%を超える還元率の実現も可能です。特にポイントアップサイト経由での利用では最大15%の還元率を達成でき、日常的な支出を効率的にポイント化できる優れたカードシステムとなっています。

2025年4月以降のエポスカード特典改定の影響は?

選べるポイントアップショップの拡充

2025年4月5日より、エポスポイントUPサイトにおいて、エポスプラチナカード・エポスゴールドカードでの利用時に通常のエポスカードよりも高い還元率が適用されるようになった。

例えば、AOKI公式オンラインショップでは、通常のエポスカード利用時のポイント15倍に対して、プラチナ・ゴールドカードでは26倍のポイントが付与される。

https://tamaru.eposcard.co.jp/shop_list/indexed/a/

エクスペディアでは、通常のエポスカード利用時の11倍に対して、プラチナ・ゴールドカードでは13倍のポイントが付与される。

この新制度は、「選べるポイントアップショップ」の改悪を一部補完する役割を果たしており、オンラインショッピングを頻繁に利用するユーザーにとってはメリットとなっている。

その他注目のポイントアップサイト

https://tamaru.eposcard.co.jp/

プラチナカード年間ボーナスの拡充

エポスプラチナカードについては、年間利用額に応じたボーナスポイント制度の拡充が行われています。

従来は年間100万円以上の利用でなければボーナスポイントが付与されなかったが、改定後は年間50万円未満の利用でも利用額の0.3%分のポイントが付与され、50万円以上100万円未満の利用では3,000ポイントが付与されるようになった。

年間ご利用額改定前改定後
50万円未満なしご利用額の0.3%分のポイント
50万円以上100万円未満なし3,000ポイント
100万円以上200万円未満20,000ポイント現行通り
200万円以上300万円未満30,000ポイント
300万円以上500万円未満40,000ポイント
500万円以上700万円未満50,000ポイント
700万円以上900万円未満60,000ポイント
900万円以上1,100万円未満70,000ポイント
1,100万円以上1,300万円未満80,000ポイント
1,300万円以上1,500万円未満90,000ポイント
1,500万円以上100,000ポイント
https://www.eposcard.co.jp/articles/news/250203.html

しかし、エポスプラチナカードの年会費は30,000円(税込、年間100万円以上利用で翌年以降20,000円)であることを考慮すると、3,000ポイントの追加付与は改悪分を補うには不十分であるとの評価が一般的である。

特に、従来の「選べるポイントアップショップ」を積極的に活用していたユーザーにとっては、全体的にはマイナスの影響が大きい改定と言えそうです。

エポスカードのお得なポイントの貯め方6つ紹介!

エポスカードは通常還元率が0.5%と、還元率だけで見るならメリットが大きいとはいえません

ゴールドカードやプラチナカードならマルイ店舗で利用することで還元率は上げられますが、せっかくカードを持つならさまざまな場面でお得に利用できるほうがいいはずです。

一見ポイント還元率の魅力に欠けるエポスカードですが、実はうまく使うことで効率的にポイントを貯められる方法が6つあります。

  1. 公共料金の支払いで貯める
  2. 保険料の支払いで貯める
  3. 各種キャッシュレス決済で貯める
  4. つみたて投資で貯める
  5. ポイントサイトを経由すると最大30倍
  6. プラチナ・ゴールド会員は対象ショップでポイント3倍

ひとつずつ見ていきましょう。

公共料金の支払いで貯める

エポスカードで公共料金の支払いをすれば、定期的に一定額のポイントを貯められます。

公共料金は必ず発生するものなので、年間を通してポイントを貯められる点はメリットです。

また、エポスカードで公共料金を支払えば、ポイントが貯まるだけでなく家計の管理が簡単になります。

エポスカードの利用明細などが確認できる「エポスアプリ」には、「エポ家計」という簡単家計簿機能が搭載されています。

エポスカードを利用した金額が自動で記録されていくため、電気、ガス、水道などそれぞれの料金がどれくらいかかっているのか一目でわかります。

公共料金だけでなく、利用したお店ごとにアプリが自動で仕分けてくれるため、家計の管理がとても簡単になるでしょう。

保険料の支払いで貯める

保険料も定期的に発生する支払いのため、エポスカードを利用して効率的にポイントを貯められます。

たとえば保険料が毎月2万円の場合、1年間で1,200ポイント、10年間で12,000ポイント貯まります。

もちろん保険料もエポスアプリで家計簿管理できます。

くわしくは後述しますが、ゴールドやプラチナの場合、利用している保険会社をポイントアップショップに登録すれば還元率を3倍にすることもできます。

定期的に発生する支払いをエポスカードでおこなうことで、無駄なくポイントを貯められます。

各種キャッシュレス決済で貯める

各種キャッシュレス決済にエポスカードを登録し、支払うことでもポイントを貯められます。

キャッシュレス決済はクレジットカードと紐付けることで、支払いの引き落としをそのクレジットカードからおこないます。

エポスカードを登録できる、代表的なキャッシュレス決済は以下のとおりです。

  • EPOSPay
  • Google Pay
  • Apple Pay
  • PayPay
  • d払い

ほかにもモバイルSuica、楽天Edyなどの電子マネーのチャージにも利用できます。

こうしたキャッシュレス決済や電子マネーの利用でも、200円につき1エポスポイントが貯まります。

tsumiki証券での積立投資特典

エポスカードでは、グループ会社であるtsumiki証券での積立投資においても独自のポイント還元制度を提供している。

「がんばってるね!ポイント」として、年間の積立金額に応じて0.1%(初年度)から0.5%(5年目以降)のエポスポイントが付与される。この制度では、引出・移管した金額を除いた年間積立金額が対象となり、年に2回以上の積立が条件となっている。

tsumiki証券での積立金額は、エポスプラチナ・ゴールドカードの年間利用分に加算されるため、前述の年間利用額に応じたボーナスポイント制度との相乗効果が期待できます。

月々100円から100,000円まで積立が可能で、年間最大120万円まで年間利用金額に算入できるため、ボーナスポイント獲得のための利用額調整にも活用可能です。

例として、エポスゴールドカードで年間100万円を利用し、そのうち60万円をtsumiki証券での積立、40万円をその他の支払いに使用した場合、5年目には通常ポイント2,000pt、がんばってるね!ポイント3,000pt、ボーナスポイント10,000ptの合計15,000ptが付与される計算となっています。

ポイントサイトを経由すると最大30倍

エポスカードには専用のポイントサイトがあります。

いつも利用しているショッピングサイトも、「エポスポイントUPサイト」を経由することで、最大30倍までポイント還元率を高められます(2023年2月現在)。

ポイントUPサイトに登録されているサイトと還元率の例は以下です。

楽天市場2倍
Yahoo!ショッピング2倍
ニッセンオンライン7倍
ブッキングドットコム10倍
マカフィーストア30倍

利用したいサイトをタップし、「下記に同意しショップを利用する」を選択するだけでポイントアップが適用されて利用できます。

プラチナ・ゴールド会員は対象ショップでポイント3倍

エポスカードの中でもプラチナカード・ゴールドカードの場合は、「選べるポイントアップショップ」で還元率を上げられます。

サイトに登録するだけでネットショッピングだけでなく、電気やガスといった公共料金の支払いや保険料まで還元率が3倍になります。

そのほかの選べるショップのジャンルは以下のとおりです。

  • ホテルの宿泊
  • 各種コンビニ
  • 交通機関
  • ファッション・ブランドショップ
  • 本・雑貨

対象となる店舗は数多くあります。自分のよく利用する店舗があれば登録しておきましょう。いつもの買い物や毎月の支払いで、より効率的にポイントが貯められます。

エポスポイントは使い道が豊富!目的に合わせて使い分けられる

エポスカードの利用で貯まるエポスポイントは用途の幅広く、目的に合わせて使い分けられるのが最大の特徴です。

  • マルイの店舗で使う
  • プリペイドカードに移行する
  • 商品券やギフト券と交換する
  • マイルや他社ポイントに交換する
  • オリジナルグッズと交換する
  • ポイントを寄付に使う
  • ポイント投資に使う

ここからはエポスポイントの豊富な使い道について解説します。

なお、以下で紹介するポイント交換率やオリジナルアイテムは2023年2月時点の情報を基にしています。

マルイの店舗で使う

エポスポイントは、マルイの店舗や通販サイト「マルイウェブチャンネル」で利用できます。どちらの場合も1ポイントあたり1円として、商品代金の割引に利用でき、お得に商品を購入できます。

マルイの店舗やサイトをよく利用する方にとっては、もっとも簡単でおすすめの利用方法です。店頭で使う際は精算前にカードを提示し、エポスポイントを使う旨を伝えてください。

プリペイドカードに移行する

エポスポイントを「エポスVisaプリペイドカード」に移行すると、VISA加盟店で利用できます。1ポイント1円で移行でき、利用ごとに0.5%キャッシュバックされるのが特徴です。

そのため「1,000ポイント=1,000円+5ポイント」となり、通常利用よりもお得にポイントを利用できます。

商品券などに交換する場合は、500ポイントや1000ポイントなど一定のポイントが必要なため、端数のポイントを使い切りたい場合には少し不便です。

その点「エポスVisaプリペイドカード」なら1ポイント単位で移行できるため、無駄なくエポスポイントを使い切ることができます。

商品券やギフト券と交換する

エポスポイントは、商品券やギフト券とも交換できます。

交換先ギフト必要ポイント交換できる商品券
ギフト券の金額
マルイの商品券1,000ポイント1,000円
VJAギフトカード1,000ポイント1,000円
Amazonギフト券1ポイント~1円分~
Apple Gift Cardコード1,000ポイント1,000円
スターバックス カード1,000ポイント1,000円
(株)モンテローザお食事券800ポイント1,000円

交換に手数料はかからず、ほとんどの場合で1ポイント1円分相当で交換できます。

交換したギフトカードは1週間前後で配送されます。普段使いだけでなく、プレゼントに利用するなど目的を広げられるのも、交換先の選択肢が豊富なエポスカードのメリットです。

マイルや他社ポイントに交換する

エポスポイントは、航空会社のマイルやさまざまなポイントに交換できます。交換手数料はかからず、マイルは「2ポイント=1マイル」その他ポイントは「1ポイント=1円相当」で交換できます。

おもな交換例は以下のとおりです。

ANAマイル1,000ポイント500マイル
JALマイル1,000ポイント500マイル
ノジマスーパーポイント500ポイント500ポイント
dポイント1,000ポイント1,000ポイント
Pontaポイント1,000ポイント1,000ポイント

なおANAマイルは、ゴールドカードとプラチナカードの場合、1,000ポイントで600マイルに交換できます。

交換が反映されるまで1ヵ月~2ヵ月程度必要ですが、いつも使っているサービスで利用できるポイントに交換可能な利便性の高さはメリットです。

オリジナルグッズと交換する

エポスポイントは、オリジナルグッズと交換することもできます。交換したグッズは1〜2週間ほどで届きます。交換可能なオリジナルグッズは以下です。

すみっコぐらし
オリジナルグッズ
700ポイント
オトメイト
オリジナルグッズ
400ポイント〜
コーエーテクモゲームス
オリジナルグッズ
500ポイント〜
カプコン
オリジナルグッズ
1,000ポイント
NieR CLOTHING
オリジナルグッズ
500ポイント

おもに人気キャラクターやアニメ関連のグッズがラインアップされています。ここでしか手に入らないオリジナルアイテムのため、興味がある方はチェックしてみるとよいでしょう。

ポイントを寄付に使う

エポスポイントは寄付に使うこともできます。

1ポイント=1円として、500ポイント以上から500ポイント単位で支援したい団体へ寄付できます。

寄付できる団体の例は以下です。

  • ユニセフ
  • ワールド・ビジョン・ジャパン
  • プラン・インターナショナル
  • WWFジャパン
  • 国境なき医師団
  • アイメイト協会

ポイント投資に使う

エポスポイントを使って投資もおこなえます。「エポスカードを使ったポイントの貯め方」でも解説しましたが、100エポスポイントから投資に利用できます。

投資が初めての方、投資に不安を感じている方も、ポイント投資なら気軽に挑戦しやすいでしょう。

エポスカードは、毎月自動引き落としの積立投資にもポイントが付くため、ポイント投資からはじめ、慣れてきたタイミングで積立投資に移行してもお得に利用できます

エポスカードはどんな人におすすめ?利用メリットとは

エポスカードのさまざまな特徴から、メリットとデメリットをまとめました。

また、メリット・デメリットを踏まえながら、エポスカードがどのような人におすすめなのか、おすすめしないのはどのような人か紹介します。

マルイ店舗でよく買い物をする方には大きなメリット

エポスカードはマルイで利用する際にもっともメリットが大きく、年4回開催される「マルコとマルオの〇日間」でクレジットカードを利用すれば、マルイ・モディ全店・マルイのネット通販での買い物が10%OFFになります。

また、マルイの店舗で発行すれば、その場でカードを受け取れ、すぐに利用できる点もメリットです。

エポスカードのゴールドカードの年会費は5,000円(税込)ですが、年間50万円以上利用すると、翌年以降永年年会費が無料になる点も見逃せません。インビテーションが届いてゴールドカードに申し込んだ場合も年会費永年無料で利用できます。

なお、インビテーションとはエポスカードを長く利用している方へ届く招待状で、自分から申請しなくてもゴールドカードへ変更できます。

エポスカードは無料の一般カードでも、海外旅行保険が自動付帯されている点は注目すべきです。年会費無料のクレジットカードでは、カードで旅行代金などを支払った場合に保険の対象となる「利用付帯」が一般的です。エポスカードなら持っているだけで、保険の対象となるためとてもお得といえるでしょう。

ポイントでしか手に入らない限定アイテムがあるのも、エポスカードの魅力です。

これらのメリットを踏まえたエポスカードがおすすめな人は以下です。

  • マルイの店舗・ネットショッピングを利用している
  • クレジットカードを即日利用したい人
  • 交換したい限定商品があった人
  • ゴールドカードを年会費無料で持ちたい人
  • 海外旅行を計画している人

やはり、普段からマルイを利用している方に一番おすすめできるカードといえます。

ポイント交換先の多様性に魅力を感じる方にもおすすめ

蓄積されたエポスポイントは、多岐にわたる交換先で利用することが可能である。

主要な交換先として、

  • Pontaポイント(1,000pt→1,000pt)
  • dポイント(1,000pt→1,000pt)
  • ANAマイル(1,000pt→500mile)
  • JALマイル(1,000pt→500mile) など

他社ポイント・マイルへの交換がある。また、商品券類では、Amazonギフトカード(1pt→1円)、VJAギフトカード(1,000pt→1,000円)、スターバックスカード(3,000pt→3,000円)などへの交換も可能です。

エポスVisaプリペイドカードへのチャージで実質的なキャッシュバック

特筆すべきは、エポスVisaプリペイドカードへのチャージ機能で、1pt→1円のレートで即座にプリペイドカードにチャージすることができ、実質的なキャッシュバックとして利用できる点である。

さらに、マルイでのショッピング時には、ポイント払いによる直接的な割引も可能となっており、1pt→1円のレートで利用代金から差し引くことができます。

家賃支払いをエポスカードならクレカ決済できる

近年、家賃をクレジットカード払いに対応している物件や管理会社が増えており、その中でも、エポスカードは家賃支払いでよく使われているクレジットカードとして名前があがります。

表:家賃支払いによく使われるクレジットカード比較表

カード名年会費基本還元率家賃支払い対応例特徴
セゾンカード
インターナショナル
無料0.5%Rent Quick家賃保証
サービスあり
エポスカード無料0.5%お部屋探しnet提携不動産が多い
イオンカード
セレクト
無料0.5%イオンカード de 家賃独自の
家賃決済サービス
三井住友カード無料0.5%~1.0%管理会社によるナンバーレスで人気
リクルートカード無料1.2%管理会社による高還元率
楽天カード無料1.0%管理会社や家賃決済サービスによる楽天ポイントが
貯まる

家賃支払いに多く利用されているのは、セゾンカードインターナショナル、エポスカード、イオンカードセレクト、三井住友カード(NL)、リクルートカード、楽天カードなど、年会費無料かつポイント還元率が高いカードです。

普段からエポスカードを使っていれば、家賃は高額のためポイントの貯まり方はかなり良いでしょう。

たとえば、エポスカードの家賃支払い(ROOM iDなどエポス家賃保証サービス利用時)は「300円(税込)につき1ポイント」付与されますので・・・

  • 月額家賃:10万円
  • 1年間(12か月):10万円 × 12 = 120万円(1ポイント付与の基準は300円ごと)
  • 10万円 ÷ 300円 = 333.33…(1か月あたり333ポイント)
  • 年間:333ポイント × 12か月 = 3,996ポイント
  • 月づきの家賃が10万円の場合:年間でポイントは6,000ポイント(6,000円相当)」と公式資料に明記
    • つまり月ごとに500ポイント(10万円÷200円=500ポイント)が付与される計算
家賃(月額)年間支払額年間獲得ポイントポイント相当額
10万円120万円6,000ポイント6,000円相当

結論:家賃10万円をエポスカードで1年間支払うと、年間6,000ポイント(6,000円相当)が貯まります。

デメリットから見るエポスカードをおすすめしない人

エポスカードは通常還元率が0.5%と低く、ポイントサイトを経由することで還元率を上げられたり、ポイント交換先が豊富だったりしますが、基本のポイント還元率が高いカードを利用したいなら不向きです。

また、10%の割引はマルイのセールでしか適用されないため、マルイを利用しない方はせっかくの割引特典も享受できません。したがって、エポスカードをおすすめできないのは以下の特徴の方です。

  • マルイを利用しない人
  • もっと高還元率のクレジットカードが欲しい人

マルイを利用しない方にとってエポスカードは、あまりメリットが大きいカードとはいえなさそうです。

エポスカードのポイント還元率と他カードの比較一覧

エポスカードを、還元率を軸にほかのおすすめクレジットカードと比較しました。

2025年6月時点でのエポスカードおよび代表的なクレジットカードの基本ポイント還元率を比較します。最大還元率や特定店舗での優遇も補足しています。

カード名基本還元率主な優遇・最大還元率例年会費備考
エポスカード0.5%ノジマ・ビッグエコー等2.5%、ECサイト1.0%など無料マルイで1.0%、選べるショップで1.0%
楽天カード1.0%楽天市場でSPU最大16%超(条件付)無料公共料金等一部0.2%~0.5%に減少
リクルートカード1.2%じゃらん等で3.2%無料電子マネーチャージも1.2%
JCB CARD W1.0%Amazon等で2.0%~、最大10.5%(条件付)無料39歳以下限定で申込可
三井住友カード(NL)0.5%コンビニ等で最大7.0%(タッチ決済・条件付)無料Visaタッチ決済で最大1.5%
PayPayカード1.0%PayPay利用で最大5%(条件付)無料PayPay連携で高還元
イオンカードセレクト0.5%イオングループで1.0%~1.5%無料感謝デー等で割引特典あり
セゾンカードインターナショナル0.5%セゾンポイントモール経由で最大30倍(条件付)無料永久不滅ポイントで有効期限なし

楽天カード

https://www.rakuten-card.co.jp/

楽天カードは年会費永年無料で、基本還元率1.0%(100円につき1ポイント)の高還元が魅力です。

貯まる楽天ポイントは楽天市場やコンビニ、ドラッグストアなど全国500万以上の提携店舗で利用可能です。特に楽天市場での利用時はスーパーポイントアッププログラム(SPU)により還元率が3倍以上となり、楽天経済圏を活用する人には必携のカードです。

国際ブランドはVisa、Mastercard、JCB、AMEXから選べ、家族カードやETCカードも発行できます。海外旅行保険も付帯し、日常からネットショッピングまで幅広く使える万能カードです。

リクルートカード

https://recruit-card.jp/

リクルートカードは年会費無料で、常時1.2%という高いポイント還元率が最大の特徴です。

通常のショッピングはもちろん、公共料金や電子マネー(楽天Edy、Suicaなど)へのチャージでも1.2%のポイントが貯まります。貯まったポイントはリクルート関連サービス(じゃらん、ホットペッパーなど)で使えるほか、dポイントやPontaポイントにも等価で交換可能です。

国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBから選択でき、付帯保険も充実。日常使いから旅行まで幅広く活用できる、コスパ重視の方におすすめの一枚です。

JCB CARD W

https://www.jcb.co.jp/ordercard/kojin_card/os_card_w2.html

JCB CARD Wは、18歳以上39歳以下限定で申し込み可能な年会費無料カードです。

基本還元率は1.0%と高く、JCBオリジナルシリーズパートナー(Amazon、セブン-イレブン、スターバックスなど)での利用でポイント倍率がアップします

最大還元率は10.5%(交換先による)で、日常の買い物からネットショッピングまで幅広くポイントが貯まります。

Oki Dokiポイントは1ポイント5円相当で、電子マネーやギフト券に交換可能。即時発行やナンバーレス券面など、利便性とセキュリティも兼ね備えた高コスパカードです。

PayPayカード

https://www.paypay-card.co.jp/

PayPayカードは年会費無料で、基本還元率1.0%(200円ごとに2ポイント)と高還元が特徴です。

PayPayアプリと連携し、PayPayステップの条件(30回利用&10万円利用など)を満たすと最大1.5%還元が可能。Yahoo!ショッピングやLOHACOでは5%還元にもなります。

貯まるPayPayポイントは1ポイント=1円でPayPay加盟店やネット決済で利用可能。ナンバーレス券面や家族カード、ETCカードにも対応し、スマホ決済との相性が抜群。キャッシュレス派やPayPayユーザーに特におすすめのカードです。

エポスカードのポイント還元率に関するよくある質問

エポスカードのポイント還元率に関するよくある質問は以下です。

  • エポスカードのポイント還元率は?
  • エポスポイントが使える店は?
  • エポスポイントの有効期限は?
  • ETCカードや家族カードは発行できる?

それぞれの回答を紹介します。

エポスカードのポイント還元率は?

エポスカードの通常還元率は0.5%です。ゴールドカードやプラチナカードをマルイで利用すれば、1.0%の還元を受けられます。

還元率だけで見るとメリットは少なく感じられますが、ポイントの使い道が豊富な点やポイントアップサイトで大きくポイントを貯められるなど魅力もあります。

エポスポイントが使える店は?

エポスポイントはマルイでのショッピングやプリペイドカードへの移行、マイルや他社ポイントへの移行、限定グッズへの交換などに利用できます。

実店舗やネットショップ以外にも利用できるのが、エポスポイントの強みです。

エポスポイントの有効期限は?

エポスポイントの有効期限は、基本的に「ポイント加算日から2年間」です。ただし、エポスゴールドカードやエポスプラチナカードの会員の場合は、有効期限が無期限となります。

通常カード会員でも、エポスNetで「ポイント有効期限を延長する」手続きを行えば、すべてのポイントの有効期限を2年後まで延長することが可能です。この延長手続きは、3カ月以内に期限切れとなるポイントを保有している場合に申込ボタンが表示されます。

ETCカードや家族カードは発行できる?

エポスカードを発行している方は、無料でETCカードを発行できます。

しかし、エポスカードに家族カードはありません。かわりに「ファミリーゴールド」が適用されます。ファミリーゴールドは、ゴールドカードとプラチナカードの会員の紹介で、家族が永年無料でゴールドカードを持てるサービスです。

ファミリーボーナスポイントを貯められたり、家族間でポイントのシェアもできたりします。

エポスカードのポイント還元率は通常0.5%!交換先が豊富なのが特徴!

エポスカードのポイント還元率は通常0.5%です。しかしマイルや他社ポイント、ギフトカードやオリジナルグッズとの交換など、ポイントの利用方法は豊富です。

また、年会費無料のクレジットカードにもかかわらず、海外旅行保険が自動付帯されている点は見逃せないポイントでしょう。旅行の予定がある方、仕事で渡航する予定がある方は持っておくと便利なカードかもしれません。

ゴールドカードやプラチナカードなら、マルイでの利用時1.0%のポイント還元が受けられ、ポーナスポイントが付与されたり、公共料金の還元率を3倍に増やせたりと特典が多くなります。

「マルコとマルオの〇日間」で10%OFFを利用できる点や、年会費無料のゴールドカードに魅力を感じる方は、エポスカードの発行をおすすめします。

 エポスカード 
ゴールドカード
 エポスゴールドカード
プラチナカード
 
年会費無料5,000円(税込)30,000円(税込)
還元率0.5%0.5%
マルイでの利用のみ1.0%
0.5%
マルイでの利用のみ1.0%
ポイント有効期限2年間無期限無期限
年間ボーナスポイント最大1万ポイントまで最大10万ポイントまで
選べるポイントアップ最大3倍最大3倍
ファミリーボーナス
ポイント
最大3,000ポイント最大6,000ポイント
空港ラウンジ利用・海外:2ヵ所・国内:本人のみ・海外:1,000ヵ所以上・国内:同伴者1名まで無料
海外旅行保険最大500万円(自動付帯)最大1,000万円(自動付帯)・本人:最大1億円
・家族:最大2,000万円
(自動付帯)
国内旅行保険・本人:最大1億円
・家族:最大2,000万円
(利用付帯)
あとで見返すように保存しよう!
  • URLをコピーしました!
目次