「UPSIDER 使えない」と検索される理由と対処法は?UPSIDERカードのメリットも併せて解説

「UPSIDER 使えない」という検索候補を見て、不安に感じていませんか?

実際に使えない理由としては、機能面での制限や、個人事業主が利用対象外であることなどが挙げられます。

本記事では、UPSIDERが「使えない」と言われる理由について詳しく解説します。

UPSIDERカードの導入を検討している方は、ぜひ最後までお読みください。

この記事の監修者

株式会社アシロ FinSight編集部

目次

UPSIDER(アップサイダー)カードとは?

UPSIDERは、最大10億円の利用限度額と年会費無料が特徴の法人向けクレジットカードです。

従来の法人カードと異なり、AI審査により高額な利用枠を短期間で設定できる仕組みを採用しています。

発行枚数も無制限なため、コスト効率が非常に高いのが特徴です。

例えば、設立間もないスタートアップでも利用限度額が数千万円規模で設定されるケースがあり、事業成長をサポートする強力なツールとして注目を集めています。

項目内容
年会費永年無料
発行手数料無料
カード発行枚数無制限
※カード発行枚数は、都合により制限される場合があります
ポイント還元率1.0%〜
Google/Yahoo!は3,000万以上/1mediaで1.2%
Google/Yahoo!の5,000万以上/1mediaは1.5%
利用限度額最大10億円(審査により決定)
国際ブランドVisa
支払い方法月末締め、翌月20日支払い
ETCカード発行不可
キャッシング機能なし
付帯保険なし(不正利用に対する補償はあり)
国内決済手数料無料
外貨決済手数料2.2%(税込)
API連携できるソフト・サービスfreee会計・‬TOKIUM経費精算・マネーフォワードクラウド会計・マネーフォワードクラウド会計プラス・Slack

UPSIDERカードが「使えない」と言われる理由は?

「UPSIDER使えない」には3つのパターンが存在します。

それは、①決済時のエラー、②特定機能の非対応、③審査落ちという3つです。

ユーザーの状況や利用シーンによって「使えない」の意味が異なるため、まず原因を正確に特定することが重要です。

例えば、決済端末でエラーが出た場合と、ETCカードが使えないという制度的な問題では、対処法が全く異なります。

それぞれのパターンについて、詳しく見ていきましょう。

カード決済そのものが使えない場合

決済時のエラーは、利用限度額超過や磁気不良などの技術的問題が原因です。

クレジットカード決済の仕組み上、カード情報・端末・ネットワークのいずれかに問題があると決済ができなくなります。

具体的には、利用可能額を超えた支払いを試みた場合、カードの磁気ストライプやICチップが破損している場合、決済端末との相性問題が発生している場合などが考えられます。

また、口座残高不足による引き落とし失敗で利用停止になっているケースもあります。

これらは一時的な問題であり、適切な対処で解決できることがほとんどです。

特定の機能やサービスが使えない場合

ETCカードや旅行傷害保険などの付帯サービスが存在しないという点が特徴です。

これは、コスト削減とシンプルな機能に特化したビジネスモデルを採用しているためです。

具体的には、ETCカード発行が不可能、海外旅行傷害保険が非付帯、国際ブランドはVISAのみといった制約があります。

これは「使えない」のではなく、サービスとして提供していないという仕様の問題です。

必要な場合は、他の法人カードと併用することで解決できますし、海外出張や車での営業活動などが必要ない企業にとっては問題にはなりません。

審査に通らず使えない場合

経営状況や信用情報に問題があると審査落ちの可能性があります。

AI審査といえども、企業の財務状況・事業継続年数・代表者の信用情報を総合的に判断しています。

例えば、設立直後で実績が乏しい場合、代表者に金融事故歴がある場合、財務状況が著しく悪化している場合などは審査落ちの可能性が高まります。

ただし、UPSIDERには「保証金プラン」という審査不要のプランもあるため、審査落ちした場合でも利用できる方法があります。

UPSIDERカードが使えない原因と簡単な対処法

原因は4つのカテゴリに分類できます。

それは、利用者側の問題、決済先側の問題、システム側の問題、そしてサービス設計上の問題です。

原因を正確に特定することで、適切な対処法を選択できるようになります。

一時的なシステム障害なのか、そもそもサービスとして提供されていない機能なのかで対応方法が変わってきます。

それでは、具体的な原因について詳しく見ていきましょう。

利用限度額の超過で決済が拒否される

設定された利用限度額を超えると自動的に決済が拒否されます。

これは与信管理の仕組み上、限度額を超えた支払いは承認されない設計になっているためです。

例えば、月間限度額が500万円に設定されている場合、月末に600万円の決済を試みても承認されません。

対処法としては、管理画面で利用状況を確認し、必要に応じて限度額の増枠を申請することです。

UPSIDERはAI審査により、利用実績に応じて柔軟に限度額を増やすことができるため、比較的スムーズに増枠が可能です。

カードの磁気不良やICチップの破損

物理的なカード破損により読み取りエラーが発生することがあります。

磁気ストライプやICチップは経年劣化や物理的衝撃で故障する可能性があります。

例えば、財布の中で他のカードと擦れて磁気が弱まったり、落下による衝撃でチップが破損したりするケースがあります。

この場合は、再発行手続きを行うことで解決できます。

管理画面から簡単に再発行申請ができ、通常3~5営業日で新しいカードが届きます。

決済端末との相性問題で使えない

特定の決済端末で稀に相性問題が発生することがあります。

VISA加盟店であっても、一部の旧型端末や特殊な決済システムでエラーが出る場合があります。

具体的には、古い決済端末を使用している店舗や、海外のマイナーなECサイトなどで発生することがあります。

この場合は、別の決済方法を試すか、UPSIDERのサポートに報告することで改善の可能性があります。

ただし、このようなケースは非常に稀であり、大半のVISA加盟店では問題なく利用できます。

口座残高不足や未払いによる利用停止

引き落とし口座の残高不足で利用停止になることがあります。

後払いプランの場合、引き落とし日に残高が不足していると、信用情報に影響し利用制限がかかります。

例えば、月末の引き落とし日に口座残高が不足していて、支払いが滞ってしまったケースです。

これを防ぐためには、引き落とし日の前日までに口座残高を確認し、不足分を入金しておく必要があります。

一度利用停止になると、未払い分を清算するまでカードが使えなくなるため、注意が必要です。

UPSIDERでETCカードは提供されていない

ETCカードの発行サービスを提供していないという仕様です。

サービス設計上、ETCカードは対象外となっており、コスト削減とシンプル化を優先しています。

例えば、高速道路の利用が多い運送業や営業車を多く持つ企業にとっては不便に感じるかもしれません。

この場合は、ETCカード付帯の別の法人カード(セゾンプラチナビジネスアメックスなど)を併用する必要があります。

UPSIDERを通常決済用、別カードをETC専用として使い分けることで問題を解決できます。

さらに、前述したようにそもそも営業活動等でETCカードを必要としない場合には問題なくUPSIDERカードを利用することができます。

旅行傷害保険が付帯していない

海外旅行傷害保険・国内旅行傷害保険ともに付帯なしとなっています。

これは、年会費無料のビジネスモデルを実現するため、保険などの付帯サービスを省略しているためです。

例えば、海外出張が多い企業や、従業員の出張時の安全を重視する場合は不便に感じるでしょう。

対処法としては、アメックスビジネスゴールドなど保険付帯のカードを別途保有するか、都度旅行保険に加入する方法があります。

また、ETCカード同様に海外出張を必要としていない企業では問題なくUPSIDERカードを利用できます。

個人事業主・フリーランスは申込対象外

法人のみが申込可能で、個人事業主は利用不可という制限があります。

これは、法人の与信に特化したサービス設計のため、個人事業主向けのプランは存在しないからです。

例えば、フリーランスのデザイナーやライター、個人で事業を営むコンサルタントなどは申し込むことができません。

個人事業主の方は、三井住友ビジネスカードやアメックスビジネスカードなど、個人事業主対応の法人カードを選択する必要があります。

法人化を検討している場合は、法人設立後にUPSIDERを申し込むという選択肢もあります。

UPSIDERカード審査に通らない理由と対策

審査落ちの主な原因は3つあります。

それは、経営実績不足、財務状況の悪化、代表者の信用情報問題です。

AI審査でも、企業の安定性と返済能力を重視する基準は従来と変わりません。

例えば、設立1年未満で売上実績が少ない、赤字が続いている、代表者に債務整理歴があるなどのケースが該当します。

それぞれの原因と対策について、詳しく見ていきましょう。

会社の経営実績と事業継続年数が不足

設立直後や売上実績が乏しい企業は審査が厳しい傾向にあります。

事業継続性と安定性を判断する材料として、実績年数と売上推移が重視されるためです。

例えば、設立したばかりで月商が安定していない場合、審査で不利になる可能性があります。

対策としては、「保証金プラン」を利用すれば審査なしで即日発行が可能です。

保証金プランで実績を積んだ後、後払いプランへの切り替えを申請することもできます。

会社・事業の財務状況が不安定

継続的な赤字や債務超過状態は審査でマイナス評価となります。

返済能力を疑われ、与信枠を設定できないと判断されるためです。

例えば、直近決算で大幅な赤字を計上している、自己資本比率がマイナスになっているなどのケースです。

対処法としては、財務状況を改善してから再申請するか、保証金プランを検討することです。

保証金プランであれば、預け入れた保証金の範囲内で利用できるため、財務状況に関わらず発行可能です。

代表者の個人信用情報に問題がある

代表者の過去の金融事故は審査に影響します。

法人カードでも代表者の信用情報が審査基準に含まれるためです。

例えば、過去5~10年以内の自己破産歴、クレジットカードの長期延滞歴などが該当します。

この場合は、信用情報の回復を待つか、保証金プランを利用するという選択肢があります。

信用情報は時間の経過とともに回復するため、一定期間後に再チャレンジすることも可能です。

審査落ちした場合の対処法

保証金プランなら審査なしで即日発行が可能です。

預け入れた保証金の範囲内で利用できるため、与信審査が不要となります。

例えば、100万円の保証金を預ければ、その範囲内で即座にカード利用を開始できます。

保証金プランで利用実績を積んだ後、後払いプランへの切り替えを申請することも可能です。

審査に不安がある企業でも確実にUPSIDERを利用できる方法として、非常に有効な選択肢です。

UPSIDERカードが使えないときの具体的な対処法

状況別に4つの対処法があることを覚えておきましょう。

それは、①サポート問い合わせ、②再発行申請、③限度額増枠、④保証金プラン切替です。

原因によって最適な解決方法が異なるため、状況を正確に把握することが重要です。

例えば、決済エラーならサポートへの連絡、カード破損なら再発行、限度額不足なら増枠申請が適切です。

それぞれの対処法について、具体的に解説していきます。

UPSIDERサポートに問い合わせる

原因不明の決済エラーはまずサポートに連絡しましょう。

システム障害や一時的なエラーの可能性もあり、サポートが最も正確な情報を持っています。

例えば、通常通り使えていたのに突然決済できなくなった、特定の店舗だけで使えないなどの場合です。

管理画面の問い合わせフォームから状況を詳しく説明すれば、通常は営業日1日以内に返答があります。

カード番号、決済を試みた日時、エラーメッセージの内容などを伝えるとスムーズに対応してもらえます。

カードの再発行を申請する

磁気不良やチップ破損が疑われる場合は再発行手続きを行いましょう。

物理的な破損は修復不可能なため、新しいカードの発行が必要となります。

例えば、複数の店舗で読み取りエラーが発生する、カードを差し込んでも反応しないなどの症状が出た場合です。

管理画面から再発行申請を行えば、通常3~5営業日で新しいカードが届きます。

再発行手数料は基本的に無料です。

利用限度額の増枠を申請する

利用限度額が不足している場合は増枠申請で解決できます。

UPSIDERはAI審査により、利用実績に応じて柔軟に限度額を増やすことが可能です。

例えば、毎月の利用額が限度額に近づいている、大型案件で一時的に高額決済が必要になった場合などです。

管理画面から増枠リクエストを送ることで、利用実績次第では数日で承認されることもあります。

特に、これまで遅延なく支払いを続けている企業は、増枠が承認されやすい傾向にあります。

保証金プランへの切替を検討する

審査落ちや与信枠不足の場合は保証金プランが有効です。

審査不要で確実に利用でき、実績を積むことで後払いプランへの移行も可能です。

例えば、初期に保証金200万円を預けて利用を開始し、6ヶ月後の実績をもとに後払いプランに切り替えるという使い方ができます。

保証金は、後払いプランへの切り替え時や解約時に全額返還されるため、実質的な負担はありません。

一時的に保証金を預けることで、確実にUPSIDERの高機能を利用できるようになります。

UPSIDERカードは本当に「使えない」のか?

「使えない」のではなく、特定の状況で制約があるというのが正確な表現です。

大半は対処可能な技術的問題か、サービス設計上の仕様であることが分かりました。

決済エラーは適切な対処法で解決可能ですし、ETCや保険の非対応は仕様として理解して利用すれば問題ありません。

そのため致命的な問題は存在しないということになります。

各項目の結論は以下の通りです。

  • 決済エラーについては、適切な対処で解決可能
  • 限度額不足については、増枠申請で対応可能
  • 審査落ちについては、保証金プランで代替可能

ETCや保険の非対応は、サービス仕様であり必要なら他カードと併用すれば問題ありません。

個人事業主の対象外については、法人のみという明確な基準があります。

結論として、法人でVISA加盟店での決済がメインなら、UPSIDERは非常に使いやすい法人カードと言えます。

UPSIDERが「使える」企業の特徴

法人で高額決済ニーズがある企業には最適と言えます。

高限度額・リアルタイム反映・年会費無料の組み合わせは、他社の法人カードにはない強みです。

どんな企業にとってUPSIDERがおすすめか、詳しく見ていきましょう。

資金繰りを効率化したい企業

UPSIDERのリアルタイム利用反映機能は、資金管理を重視する企業にとって大きなメリットとなります。

「利用限度額超過で決済が拒否される」というデメリットが指摘されることもありますが、これはむしろリアルタイムで利用状況を把握できるからこそ防げる問題です。

管理画面で即座に利用残高を確認できるため、限度額に達する前に増枠申請や支出調整が可能になります。

従来の法人カードのように数日後に利用状況が反映されるシステムでは、知らないうちに限度額を超えてしまうリスクがありますが、UPSIDERならそのような事態を未然に防げます。

月末の締め処理や経費精算の際にも、正確なデータを基に判断できるため、財務担当者の業務負担も大幅に軽減されるでしょう。

スタートアップ・成長企業

急速に事業を拡大している企業にとって、UPSIDERの柔軟な審査システムは大きな強みです。

「経営実績不足で審査に通らない」という懸念がありますが、UPSIDERには保証金プランという選択肢が用意されています。

設立間もない企業でも、保証金を預けることで審査なしで即日発行が可能なため、実質的に「使えない」という状況は発生しません。

また、保証金プランで利用実績を積めば、後払いプランへの切り替えを申請できる可能性が有ります。

つまり、最初は実績不足でも、UPSIDERを使い続けることで信用を構築し、より便利なプランへステップアップできる仕組みになっています。

年会費無料で発行枚数も無制限のため、コスト面でのリスクもゼロです。

シンプルな決済ニーズがある企業

「ETCカードが使えない」「旅行傷害保険が付帯していない」という点がデメリットとして挙げられますが、これらのサービスを必要としない企業にとっては全く問題になりません。

むしろ、使わない付帯サービスのコストを負担せずに済むため、実質的なコストパフォーマンスは非常に高いと言えます。

オンライン決済や店舗での支払いがメインで、営業車での移動や頻繁な出張が少ない企業であれば、年会費無料で高限度額という基本機能だけで十分な価値があります。

もしETCや保険が必要な場面が一部あるなら、それ専用に別の法人カードを1枚持てば解決します。

すべての機能を1枚に集約する必要はなく、用途に応じて使い分ける方が効率的です。

まとめ:UPSIDERカードは「使えない」ではなく「使い方次第」

特定条件下で制約があるが非常に優秀な法人カードというのが結論です。

高限度額・年会費無料・経理効率化の3大メリットは、他社の法人カードにはない強みです。

「使えない」という評判の多くは、誤解や情報不足によるものでした。

法人で高額決済ニーズがある企業にとっては、UPSIDERが最適な選択肢となります。一方、個人事業主やETC必須の企業は、他のカードを検討するか併用することが必要です。

審査に落ちた場合でも、保証金プランという選択肢があることも覚えておきましょう。

新たなビジネスの可能性を、UPSIDERのカードと共に切り開いていきましょう。

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